このような疑問に答えます。
記事の内容
- 富士通の働き方改革の実態を元社員の目線から紹介。
記事の信頼性
- 富士通で法人営業を4年経験。
こんにちは、涼です。
富士通は働き方改革を積極的に進めています。
例えば、テレワークやフレックスタイム制の導入、サテライトオフィス設置などです。
日本の大企業と思えないぐらい、働き方改革を推し進めています。
今回、元社員の立場から富士通の働き方改革について書きます。
就活生の方はぜひご覧ください。
働きやすさを重視するなら、富士通はおすすめです。
富士通の働き方改革が大成功してる件【元社員が語る】
ここ4,5年で富士通社員の働き方は劇的に変わりました。
働き方改革のよかった点9個
元営業の目線から、富士通の働き方改革の良かった点を書きます。
フレックス制度が便利すぎる
富士通はフレックス勤務制度を導入しました。(確か1年前ぐらい)
コアタイムは10時〜2時です。極端な話、仕事が早く終われば2時に帰宅することもできます。
フレックス制度のメリット
- 満員電車を避けれる
→→10時前に出社とかできます。朝の満員電車に巻き込まれなくなったので楽です。以前はヘトヘトになりながら出社してました。 - 早く帰宅できる
→仕事が少ない日は早めに帰宅できます。14時に帰ったこともあります。ジムに行ったり、メリハリのある働き方ができます。
テレワークが便利すぎる
富士通ではテレワーク勤務が認められています。
育児などの特別な理由がなくても、週2日のテレワークが可能です。申請をすれば、会社に行く必要がありません。
テレワークのメリット
- 台風や大雨の時は家で仕事できる
→先日台風が来た時は、私も含め7割の部員がテレワークしてました。電車の遅延が解消されてから、ゆっくりと出社です。テレワークが当たり前にできる環境になっています。 - 育児や介護をしながら、家で働ける。
→周りの女性社員を見る限り、働きやすそうです。
テレワークをして周りから嫌味を言われることはありません。
富士通は働き方改革を進める上で、意識改革を徹底してます。幹部社員に対する研修、全社員に対するe-learningなどです。
意識付けがしっかりできているからなのか、「テレワークなんてけしからん」なんて言う幹部社員は見たことがありません。
マジでどこで働いてもいい
働き方改革のおかげで「どこでも働いてもいい」風土ができました。
事務所で働くことは必須ではありません。サテライトオフィスやカフェで仕事するのもOKです。
例えば、遠方のお客様先まで足を運んだ後、事務所に戻る必要はありません。近くのサテライトオフィスで仕事をしたり、家に帰ってテレワークするのもありです。家で仕事しても勤務時間としてカウントされます。
カフェでコーヒーを飲みながら、仕事もできます。覗き見防止シートが配布されており、PCを覗き見される心配もありません。(モバイルWifiは申請すれば貸してもらえます)
ただし条件があります。予定表にどこにいるか書くこと、Lyncを常に立ち上げた状態にしておくことです。
どこでも働けるのは便利です。
その他
- 富士通のサテライトオフィスが各地にある。
→→F3rdと呼ばれるサテライトオフィスがあります。F3rdの中にはアイスやパンが販売されているところもあります。オフィスグリコもあって、お菓子も食べれます。(社員が残業飯として使うこともあります...)コーヒーメーカーもあるので一息つけます。 - Print AnyWhereでどこでも印刷できる。
→どのオフィスでも印刷できるのはありがたいです。
早朝勤務が労働時間としてカウントされるようになった。
フレックスタイム制を導入した結果、早朝の勤務も労働時間としてカウントされるようになりました。
例えば、始業時間が9時とした場合、朝7時から仕事を開始したら2時間分の給料が発生します。
以前はどれだけ朝早く出社しても、給料には反映されませんでした。私はタダ働きがいやだったのでギリギリに出社してました。先輩からは「朝もっと早く来なさい」と言われましたが...。自分だけでなく、若手社員は出社が遅いイメージがありました。
しかし、フレックスタイム制の導入で変わりました。若手社員でも朝早く来るインセンティブが生まれるようになったのです。
799gの軽いシンクライアント端末を使える
富士通営業は全員がシンクライアント端末を配られます。
MU937という799gのノートPCです。片手で持てるぐらい超軽量です。かばんに入れて持ち歩いても負担になりません。
以前は、重たいノートPCだったので肩がこったりしてました。移動が快適になったのは地味にありがたいです。
また、シンクライアントなので端末に情報が残りません。万が一パソコンを紛失しても情報漏洩の心配がありません。
SkypeでWeb会議がどこにいてもできる
社内にいると、SkypeによるWeb会議があちこちで行われているのを目にしました。各自が席でヘッドフォンをしながら、喋っています。
社内打ち合わせのために遠くまで出かけることは少ないです。最初の顔合わせだけ対面でやるぐらいです。
交通費や移動時間削減になってるので、会社にとっても社員にとってもメリットは大きいです。
しかも、お客様がSkypeを導入していたら、社内にいながらお客様と打ち合わせができてしまいます。
自席で打ち合わせができるのは楽でした。
富士通は女性が働きやすい。
自分は男ですが、富士通は女性が働きやすい会社だと感じました。
育児をしながら働く女性、産休から復帰して働く女性と一緒に働いてきました。
子供の保育園の送り迎えのために、朝10時に出社して17時に帰宅したり。毎週テレワークをやったり。
もちろん、女性社員に対して不満を言う人は1人もいません。制度改革だけでなく、意識改革もしっかり行われているためです。
スマホでメールできる。予定表も更新できる。
社給スマホのOutlookでメールを返信したり、予定表を更新できます。
メールを返すのにわざわざPCを開く必要はありません。
移動中でも仕事がスムーズにできます。
私服で働けるようになった
時田社長が就任し、服装の規定が変わりました。
社内でポロシャツ姿の社員をよく見かけるようになりました。
服装が変わっただけですが、心なしか会社の雰囲気も柔らかくなった印象があります。
昔の富士通は残業天国だった?
働き方改革を推進している富士通ですが、昔は全然違ったようです。
残業天国と呼ばれるほど、残業が常態化している会社でした。
「毎月100時間以上の残業が当たり前。100時間を切るのは年1回だけだった」と営業の先輩が言っていました。(残業代はきっちり出ていたので、年収は高かったようです)今の富士通を見ていると、想像が全くできません。
実は富士通に入社する時に、友人から「残業多いらしいよ。気をつけてね」と言われておりビビってました。しかし、実際入社して思うのは、年々残業に対してい厳しくなっているということです。
まとめ
今回、富士通の働き方改革について思うところを書きました。
今の日本はどの会社も働き方改革を進めています。その中でも特に富士通は働き方改革のソリューションを提供しているだけあって、積極的に社内実践しています。
働きやすさを重視している就活生にとっては、富士通はおすすめできる会社です。