仕事

円満退職するための退職の切り出し方【スムーズに進みます】

退職を上司に切り出したいけど、どのように伝えればいいんだろう?初めて退職するからやり方がわからない。by 20代会社員

このような疑問に答えます。

こんにちは、涼です。

初めて退職する時って、どうやって上司に切り出せばいいか分からないですよね。

私は新卒で入った富士通の営業職を入社5年目で辞めました。チームリーダ、課長、部長と面談をしたのですが、事前準備のおかげでスムーズに退職することができました。

今回、円満退職するための退職の切り出し方を、私の経験をベースにお話します。ぜひご覧ください。

※退職を切り出すともう後には戻れません。慎重に進めましょう。

退職を切り出す前に、退職の意思を再確認する

退職の話を1回切り出すと、もう後には戻れません。

退職を切り出した後に「やっぱり仕事続けます」はうまくいきません。上司とギクシャクした関係が続くだけではありません。「退職を考えている部下」というレッテルを張られます。いつ辞めるか分からないので、重要な仕事を任されにくくなります。

退職を切り出す前に、以下の項目を必ずチェックしてください。

・退職することに100%迷いがないと言い切れるか?

・「他の部署への異動や職種変更じゃだめなのか?」「貯金は十分か?」「退職後のプランは明確か?」など、ありとあらゆる視点から検討したか?

退職を切り出す時は繁忙期を避ける

退職を切り出す時は繁忙期を避けましょう。

法的には退職日の2週間前に退職の意思表示をすればいいことになっています。

しかし、仕事が忙しい時期に上司に退職を切り出すのはマナー違反です。

バタバタしている中で、退職の話をされても「ちょっと落ちついてからにしてくれ」と言われるだけです。

例えば、営業なら数字締めがあるので月末を避けましょう。プロジェクトが佳境の時期も避けたほうがいいでしょう。

どのように上司とアポを取るべきか?

退職の話し合いをするためには、上司とアポを取る必要があります。

アポの打診には、口頭とメールの2つがあります。私はどちらの方法でもいいと考えます。

口頭の場合は、「相談したいことがあるのですが、今日空いている時間はありませんか?」と聞きます。

周りに同僚がいるなら、「○○の商談の件で相談したいのですが、今日空いている時間はありませんか?」などと聞きます。同僚に退職を勘ぐられないために、嘘の理由でアポを取るのもありです。

退職の話し合いは長くなります。30分から60分はかかります。すぐに上司を会議室へ連れ出すのではなく、アポを取って時間を十分に確保してもらいましょう。

私の場合は、上司の外出が続いていたのでメールでアポを取りました。

「折り入ってご相談したいことがあるのですが、下記の日時でお時間を取っていただけないでしょうか?」(メール件名は「ご相談について」です)

なお、メールに退職のことは触れてはいけません。上司はびっくりします。「退職理由は何だろう?」「どうやったら引き止められるだろう?」とあれこれと考えさせてしまいます。余計な負担は上司にかけさせないほうがいいでしょう。

退職を切り出す曜日や時間帯はいつでもいい

退職を切り出すの曜日や時間帯はいつでもいいと考えます。

上司が仕事でバタバタしていない日であればいつでも問題ありません。

退職を切り出すのは就業時間内でいい

「退職を切り出すのは就業時間後がベスト。就業時間内は仕事の迷惑になる」ネットで調べると、こんなマナーが書かれてました。

しかし、就業時間内にアポを取ったり、退職の話をしても問題はありません。

上司が仕事を分単位で忙しくやってるなら話は別ですが、たいていは時間の余裕があるはずです。社内打ち合わせの1つぐらいのイメージで面談をしましょう。

実際、私は就業時間に切り出しましたが、何も言われませんでした。また、チームリーダと面談をしたあと、課長や部長から面談を打診されたのですが、時間帯が就業時間内でした。

働き方改革が進んでいる世の中です。お互いに残業時間を増やさないという意味でも、就業時間内でいいのではと考えます。

退職の話は直属の上司だけにする

退職を切り出す相手は上司だけにすべきです。

例えば、あなたの上にチームリーダがいるのに、いきなり課長や部長に退職を切り出してはいけません。

チームリーダは「自分を飛び越えて上に伝えるなんて、何か自分に落ち度があったのか?」と考えます。ないがしろにされた気分になります。

課長や部長は「もしかしてチームリーダが退職の原因なのか?」と考えます。

上司の顔に泥を塗らないためにも、切り出す相手は直属の上司にしましょう。

いざ退職の話へ

会議室に入ったら、「すいません、お時間を取っていただきまして。実は退職をしたいと考えています。」と切り出します。

ポイントは以下の3つです。

退職を上司に切り出すときのポイント

  1. 上司や会社に対する不満は言わない
    →不満をぶちまけられて、いい気分になる上司はいません。最終出社日までは上司と一緒に働かないといけません。良好な関係を保つためにも不満は言わないようにしましょう。私の場合「もう最後だから俺とか会社に対する不満があったら全部言ってくれ」と言われましたが、「特にありません」と言いました。
  2. 上司にお世話になったことを伝える。
    →「お世話になりました。ありがとうございました」と感謝されて、嫌な気分になる人はいません。
  3. はっきり退職の意を示す。
    →「実は本当に退職していいのか、迷ってまして...」とは言ってはいけません。引き止められるだけです。何を言われても絶対に辞めるという気持ちを持って臨みましょう。

備えあれば患いなし。聞かれることはわかっている

上司との話し合いの場で聞かれることはある程度決まっています。

「こう聞かれたらこう答えよう」というように、事前に想定問答を用意しましょう。

当日、退職理由が思うように出てこなかったり、答えに窮するようであれば、上司は「退職を引き止められるかも」と考えます。

私が上司から面談で聞かれたこと

・退職の理由は?

・いつ頃から退職を考えてた?

・会社や部に不満はあるか?

・周りの同期はどれぐらい辞めてる?

・親と相談した?

・転職先は決まってる?

・退職したあとにどうやって生活するの?

・営業以外の部署へ異動するのはどうだ?

・最終出社日と退職日はいつを考えてる?

・転職しないなら実家に帰るのか?

・彼女はいるのか?←これは謎の質問でした(笑)

 

まとめ

今回、円満退職するための退職の切り出し方について書きました。

退職を切り出すの際は不退転の覚悟で臨みましょう。

Twitterもやっているのでぜひフォローお願いします。涼

-仕事

Copyright© 雑記ブログ , 2023 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.