「富士通が45歳以上の社員に対して、配置転換や早期退職者の募集を行ったらしい。自分は将来大丈夫かな? by 20代男性」
このような疑問に答えます。
こんにちは、涼です。
富士通が45歳以上の間接部門の社員を、営業やSEに配置転換するというニュースがありました。
配置転換が嫌であれば、早期退職を支援するとのことです。
つまり、実質的なリストラです。
NECやカシオ計算機も同様に早期退職者を募集しました。
日本の大企業はこれまで年功序列でしたが、大きく流れが変わってきています。
今回、若手目線で早期退職者募集(リストラ)について思うところを書きます。
また、今後のリストラに備えて、若手としてどんな対策が取れるかも書きます。
ぜひご覧ください。
■ニュースの要旨
・2019年3月までに富士通グループの2,850人が早期退職する。
・間接部門の2,000人強を営業やSEなどの部署へ配置転換する。
※ソースは日本経済新聞「富士通、2850人が早期退職 営業・エンジニアに配転も」
富士通の早期退職のニュースを受けて【リストラが大歓迎な理由】
45歳以上のリストラが大歓迎な理由
私は45歳以上のリストラは大歓迎です。
大手の会社であっても、仕事のできない45歳以上のおじさんがたくさんいるからです。
スキル不足のおじさんたちが辞めると、若手としては下記の恩恵を受けます。
- 無駄な人件費が減って、会社の業績がよくなる→若手の給料、ボーナスアップが期待できる
- 仕事のできないおじさんの代わりに優秀な人材が入ってくる→仕事がスムーズに回る。仕事面でいい影響を受ける。
- リストラにならないように自己成長を心がける人が増える→切磋琢磨できる
極端かもしれませんが、リストラは一時的にやるのではなく、年に一度の定期的なイベントにしたほうがいいと考えています。
例えば、毎年人員の2%をリストラし、その代わり新しい人材を受け入れるのです。
絶対に解雇されない環境では、成長意欲がなくなるのは必然です。
残酷な言い方ですが、仕事ができない高給取りのおじさんは会社の不良債権です。
リストラで会社の新陳代謝を高めたほうがいいです。
【職場あるある】仕事ができないおじさんの特徴12選【経験談】
急に営業やSEになってもやっていけない
間接部門から急に営業やSEに配置転換されてもやっていけないはずです。
特にSEはきついでしょう。
高齢になってから、プログラミングや製品知識を身につけるのはハードなはずです。
また、自分よりも年下の20代の若手に教えを請うのは難しいでしょう。
もし配置転換に従うのであれば、プライドを捨てて0からやっていく覚悟が必要になります。
日本の会社は制度上解雇を表立って行うことができません。不正行為や法律違反でもしない限り、クビになることはありません。そのため、会社は配置転換などで自主的に辞めさせようとします。回りくどいなと思います。解雇規制はなくして、リストラが当たり前になってほしいです。
リストラに備えて若手のあなたはどうすべき?
将来のリストラに備えて、若手が今後どう行動すべきかを書きます。
自分のスキルを見直す
まず、入社後から今までやってきた仕事を見直しましょう。
下記のような仕事ばかりやっていませんか?
- AIに置き換えられる仕事(単純作業)
- 今の会社でしか通用しない仕事
- 他の人でもできる仕事
これまでスキルが身につく仕事をやってこれたらいいですが、中々そうもいきません。
サラリーマンは自分がやりたい仕事ではなく、指示された仕事をやらないといけないからです。
しかし、スキルの身につかない仕事ばかりやって、45歳になってリストラにあっても誰にも文句が言えません。
全て自己責任だからです。
入社から数年経っても、スキルが上がっていないと感じるなら次の手を打たないといけません。
今の会社に依存しない生き方をする
では、具体的にどのように行動すればいいのでしょうか。
私は下記の3つあると考えます。
- 副業で他の収入源を確保する
- スキルアップできる会社に転職する
- 起業する
この中でも私は特に副業がおすすめです。
ここでの副業とは、ブログやアフィリエイト、FXを意味しています。
副業で別の収入源を持っていれば、急なリストラがあっても、耐えることができます。
まとめ
今回、富士通の早期退職に思うことを書きました。