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全てにイエスという男「イエスマン」が面白かった【映画】

こんにちは、涼です。

今日、イエスマンというコメディ映画を観ました。

主人公のカール(ジム・キャリー)があるセミナーに参加し、何に対しても「イエス」と答えるようになって人生が好転していくストーリーです。

1時間40分の中で何度も笑いました。

特にこんな方におすすめの映画です。

  • 毎日同じ仕事をすることに飽きている人
  • 「いや...」「でも...」が口癖になってる人
  • 新しいことを始めるのにいつも躊躇する人

今回レビューしますので、ぜひご覧ください。

※ネタバレを含みますのでご注意ください。

あらすじ

銀行員のカールは仕事でもプライベートでもいつもNoばかり言っています。

いつも友達からの誘いや勧誘を断ったりしています。

そんなある日、「イエス・セミナー」へ参加します。

セミナー代表者と「これから全てのことに"イエス"と答える」という誓約を交わします。

それから、ホームレスから手伝いを求められて助けたり、パーティの幹事を引き受けたりするようになります。

イエスと言うようになってから、昇進したり、人から感謝されたりといいことばかりです。

若い女性(アリソン)から同棲を求められるまでになります。

映画の最後では「イエス」と言い続けることの本当の意味を知ります。

印象に残った場面

イエスセミナーを受けた後のカールは、どんな依頼や命令に対してもイエスと答えます。

以下は一例です。

  • 「休日出勤できないか?」
  • 「融資してくれる?」
  • 「モルモン教ですがお話をよろしいですか?」
  • 「クッキー買って」
  • 「ホームレスのボランティアをしたいか?」
  • 「ブライダル・シャワーの幹事をやってくれない?」
  • 「橋から飛び降りて」

他にも、ベットで寝る直前に飲みに誘われてもOKを出したり、ギターレッスンや韓国語講習の張り紙を見てすぐに受講したりと、行動が変わっていきます。

イラン人の出会い系サイトでも「イエス」

カールが仕事中にイラン人女性の出会い系サイトを開くシーンです。

女「私はファラヌーシュ。私を選んでくれない?」

カール「いいよ」

これはウケました。

イラン人相手でもOKを簡単に出してます。

「決まりきった毎日を送るぐらいなら死んだほうがまし」

アリソンとカールが会話するシーンです。

アリソン「決まりきった毎日を送るぐらいなら死んだほうがまし。元彼はワンパターンな毎日に満足してた。箱の中で生きている感じ」

カール「そういう連中は肩をゆすりたくなる。"目を覚ませ!人生を棒に振ってるぞ"って」

カールのキャラが前と完全に変わっています。

やりたいことを思う存分やり始めたからでしょう。

社会人として仕事をすると、毎日同じようなことの繰り返しです。

カールのように自由にやりたいことをやりたいものです。

「この世は遊び場よ。子供の頃は知ってたのにみんな忘れちゃう」

カールとアリソンが深夜の誰もいないライブ会場で話すシーンです。

アリソン「この世は遊び場よ。子供の頃は知ってたのにみんな忘れちゃう」

ハッとしました。

子供の頃は、確かに全てが遊び場でした。

スーパーの店内で走り回ったり、土で泥団子を作ったり、追いかけっこをしたり。

大人になると遊ぶことを忘れます。

全てがタスクになって、いかに効率的に処理するかばかり考えるようになります。

「やる価値があるかないか」といった基準ではなく、「楽しいかどうか」という基準でやることを決めれたらどんなにいいでしょうか。

「死ぬんだから止めんじゃねえ!」→「イエス」

飛び降り自殺しようとしている男に向けて言った一コマです。

男「死ぬんだから止めんじゃねえ!」

カール「いいよ」

男「いいのかよ!」

思わずイエスと言ってしまうカールが面白いです。

「動くな!」という命令にも「イエス」と答える

深夜の誰もいないライブ会場に忍び込み、警備員にバレて逃げるシーンです。

警備員「待て!」

カール「はい」

警備員「動くな」

カール「了解」

何でもいいよというカールが面白すぎます。

「イエス」と言い続けたことが仇になる。

何に対してもイエスと言ってきた事がとうとう裏目に出ます。

アリソン「気が進まなくても義務でイエスと言ってたの?」「本心なのかセミナーのせいかどう見極めればいいの?」

アリソンは一緒に住むことを打診し、カールからOKをもらっていました。

しかし、本心なのか疑いを持ちます。

何でもかんでもイエスっていうのはよくないということでしょう。

面白いポイントが多い

この映画はおもしろポイントが多く含まれてます。

例えば、アリソンがカールに愛想を尽かすシーンです。

アリソン「離れて」

カール「了解」

アリソン「もっと」

カール「うん」

アリソンを追いかけてきたはずなのに、「離れて」と言われて従ってます。

後半で「No」を言うようになる

後半でカールは元妻から泊まりを打診されます。

毅然とNoを言い、家を出るカールでしたが、直後にエレベータが止まったり、駐車違反になったりと散々な結果になります。

「自然とイエスが出るように。義務だからじゃなく心から言えるようになる」

最後のほうで、テレンス(セミナーの代表)から「イエス」と言い続けることの真意が話されます。

カール「無理に"イエス"を言うだけだろ?」

テレンス「最初はそうだが、それは体をならすためだ。

自然とイエスが出るように。

義務だからじゃなく心から言えるようになる」

最初だけイエスと無理やり言ってみるのもいいかもしれません。

イエスと言ったことで結果が変わることが分かれば、いつか本心からイエスと言えるようになるのでしょう。

全体の感想

「やりたいことをやる」「面倒と思ってもやってみる」「人からの誘いに乗ってみる」

そうすることで、チャンスが広がることをこの映画は教えてくれます。

また、この映画はところどころ出てくる伏線がきれいに回収されていきます。

よくまとまった映画です。

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今回ご紹介した「イエスマン」ですが、Amazonのプライム会員になれば観ることができます。

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寝っ転がりながら、テレビ画面で観たい人にはおすすめです。

まとめ

今回、イエスマンという映画のレビューをしました。

「実際の日常で、全てのことにイエスと言ったらどうなるか?」ということを考えてみるのも面白いかもしれません。

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