このような疑問に答えます。
記事の内容
- 退職理由が嘘でいい理由
記事の信頼性
- 2019年に富士通を退職。本音は話さずに上司との退職の面談を終えました。
こんにちは、涼です。
会社を辞める時って、退職理由をどう言えばいいか悩みますよね。
円満に辞めるために嘘を言うべきか、本音で退職理由を話すべきか、考えてしまいます。
私は退職理由は嘘でいいと考えています。今回その理由を説明します。
なぜ退職理由は嘘でいいのか?【退職理由はこれがおすすめ】
退職理由は嘘で全く問題ありません。
退職理由が嘘でいい理由は2つある
円満退職するため
会社を辞めるということは、会社に何かしらの不満があるということです。
例えば、給料が低いとか仕事がつまらないなどです。
「会社に何か不満があったのかね?」と面談で聞かれたら、思わず不満を喋ってしまうでしょう。
しかし、上司も人間です。
自分が長年所属する会社の不満を聞いて、いい気分になることはありません。
特に年長者ほどそうです。
「会社=人生」になっているため、会社を否定されるということは、自分の人生を否定されるのと同じです。
面談後から冷たい態度を取ってくる可能性も0ではありません。
面談の後も、退職するまでは上司と一緒に仕事をするのは確かです。
関係を悪化させてもメリットはありません。
引き止められることを防ぐため
本音の退職理由の場合、引き止められるリスクがあります。
例えば、以下の通りです。
- 「仕事にやりがいがありません」→「職種を変えるのはどうだ?」
- 「人間関係が悪いです」→「チームを変えてやる。部署を変える方法もある」
- 「給与が低い」→「給料上げてやる」
- 「残業が辛いです」→「仕事量を減らそう。時短勤務でもいい」
いずれも改善しようと思えば、改善できるものです。
上司がこうした案を出してきたら、なかなか反論できません。
上司は部下の退職を何としても止めようとするものです。
これは、部下が退職すると、上司の評価が下がったり、残されたメンバーの業務負荷が上がるためです。
上司としては「何としても仕事を続けてほしい」という思いを持っています。
そのため、本音の退職理由ではなく、退職せざるを得ない理由を言いましょう。
おすすめの退職理由は「新しくやりたいことが見つかりました」
では、退職理由はどのようなものであればいいのでしょうか?
おすすめの退職理由は「新しくやりたいことが見つかりました」です。
具体的な言い方ですが、「新しくやりたいことが見つかりました。それは、今の会社ではできないことです。現在の仕事や職場に大きな不満があるわけではありません。多くの方に感謝しています」です。
上司としては、「この会社では扱っていない仕事をやりたいんだな。それなら退職しか手段はないよな」と思わざるを得ません。
「なぜ新しい分野をやりたくなったの?」と聞かれたら、「社外の人たちと交流する機会があって、やりたいことが生まれました」「将来のキャリアを考えて判断しました」など曖昧に答えておけばOKです。
「具体的にどの業界に行きたいの?」と細かく聞かれたら、「コンサル系です」というように適当に答えます。
「詳細は言えないです」とバッサリ言うのもありです。(私はこちらのパターンでした)
「新しくやりたことが見つかった」というのは、ポジティブな理由で、かつ退職以外に方法がありません。
実際、私はこの退職理由で面談をスムーズに終えることができました。
先日、チームリーダー、課長、部長と退職の面談を受けました。
「営業以外にも職種はあるぞ。人事や総務、経理はどうだ?」と3人から聞かれましたが、「この会社ではできない仕事なんです。退職以外に方法はありません。」と言ったところ、納得してもらえました。
会社への不満も一切言わなかったため、円滑に面談が進みました。
このように、新しい分野への挑戦というのは、退職理由として強いです。
まとめ
今回、なぜ退職理由が嘘でいいのか?という理由について書きました。