
このような疑問に答えます。
記事の内容
- 海外で財布を落としたときにすぐにやるべきこと
- 海外で財布を盗まれないためにやるべきこと5つ
こんにちは、バンコクでノマド中のまさです(@ryoblog2)
今朝ドーミトリーで起きたら、財布が見つかりませんでした。冷や汗が出まくりです。
速攻でクレジットカード会社に電話して、停止の手続きをしました。
今回の経験をもとに、海外で財布を落としたときにすぐにやるべきことと、事前の対策を書きます。ご参考になれば幸いです。
※実際はバックパックの奥底に財布がありました...。
目次
海外ノマド中に財布を盗られた話(実際はカバンの中にあった)
バンコクのラムールスクンビットというドーミトリーに泊まっていました。
朝起きたら財布が見当たりません。
ベットの上に置いていたはずなのに見つからない。
布団の隅々まで見ても、鍵付きロッカーの中を見ても、バックパックの中にもありません。
ドーミトリーのレビューに「ロッカーのカギを閉め忘れて、4万円の盗難にあいました」と書かれていたことを思い出します。
一気に冷や汗が出てきます。
「まじかよ。嘘だろ。俺も財布盗られた」とつぶやきます。
「油断した。何で鍵付きのロッカーの中に入れて寝なかったんだろう。スリって本当にあるんだな」
「そういえば、上のベットで寝ていた外国人のバックパックがもうない。もしかして奴はチェックアウトの日だから、そのまま財布を盗っていったのか?くそー、やられた。セキュリティカードのついてる部屋だから、犯人はあいつしかいない。犯人だとバレるのに盗るなんていい度胸してるじゃないか。。」
「俺は荷物を散らかしたまま部屋の外に出たりしてたから、ドーミトリー初心者だと思われたのか?だから狙われたのかな。。」
「そもそもドーミトリーに泊まったのが間違いだったのかも。個室なら盗られる心配はないし。料金の安さだけ見てたせいでこんなことに。。」
後悔が止まりません。
しかし、バックパックの隠しポケットに入れていたJCBのクレジットカードを見て、少し安堵します。
「よかった。キャッシングは何とかなりそう。一文無しになることはないな」
パスポートも無事です。盗られたのは、クレジットカード3枚と現金、ラビットカード(タイの電子マネーカード)のみです。日本円で3万円ほどです。
「いい勉強代になったよ。ブログネタにもなるし。3万円は盗られたけど、寄付したと考えよう。」
三井住友VISAと楽天に電話して、クレジットカードの停止をします。
名前、生年月日、電話番号、住所を伝えたところ、すぐに停止してくれました。クレジットカードの利用実績を調べてもらいましたが、悪用はされていないとのこと。
一息ついて、着替えをしようとバックパックの中を見ます。
なんと、カバンの奥底に財布がありました。盗られないようにと、昨日自分が財布を奥に入れていました(自分の記憶力の悪さに情けなくなります...)
でも、リアルに恐怖を味わいました。
初めての海外1人旅。頼れる人はいない。英語も流暢には喋れない。クレジットカード会社に電話がつながらなかったどうしよう。不安で頭がいっぱいになりました。
海外で財布を盗まれたらすぐにやるべきこと
まず最初に何を盗られたかを把握する必要があります。
クレジットカード、免許証、保険証、ポイントカード...。とにかく思い出します。
免許証や保険証、ポイントカードなどは日本に帰って再発行すれば済みます。問題はクレジットカードです。
クレジットカード会社へ電話して、利用停止の手続きをする
クレジットカード会社に電話して、すぐに利用停止の手続きを行いましょう。
スリ師がクレジットカードを悪用するまでに、停止する必要があります。
連絡先の調べ方ですが、例えば「楽天カード 紛失」「visaカード 紛失」でググると各会社の連絡先が書かれています。
※楽天カードとAmazonマスターゴールドカードの連絡先は下記をご参考にしてください。
スマホも盗られた場合、ホテルの受付で電話をかけさせてもらいましょう。
Amazon MasterCardゴールドを海外で盗難されたときの連絡先
Amazon MasterCardゴールドを落としたら、三井住友カードの紛失・盗難受付デスクにすぐに電話しましょう。
↓電話番号がこちらに書かれています。
三井住友カード紛失・盗難受付デスク(VJ紛失・盗難受付デスク)(海外)のご案内
例えば、タイのオートコレクトコールナンバーは「001-800-12121212」です。
もしうまく繋がらなかったら、「81-3-6627-4067」に電話します。滞在国・地域の国際電話のオペレーターにつながります。
※最初の81は日本の国番号です。
私は最初タイのコレクトコールナンバーにかけたのですが、なぜか「The number does not exist(電話番号が存在しません)」と言われました。「81-3-6627-4067」にかけたらオペレータにつながりました。
オペレータが電話に出たら「クレジットカードを紛失した」ことを伝えます。
名前、生年月日、登録先の携帯番号と住所を伝えれば、カードをすぐに停止してくれます。また、カードが悪用されていないか、カード利用実績も調べてくれます。
一旦はこれで盗難の対処は完了です。
楽天カードを海外で盗難されたときの連絡先
楽天カードを海外で盗まれた場合は、「81-92-474-9256」に電話します。
※最初の81は日本の国番号です。
↓こちらの楽天のサイトにも記載があります。
電話に出たオペレータに、名前、生年月日、どのような状況で紛失したか?を伝えれば、すぐにカードを停止してくれます。
海外で財布を盗られないためにやるべきこと5つ
今回の経験を踏まえ、財布を盗られないための対策を考えました。
分散する
クレジットカードや現金を1つの財布の中に全て入れるのはかなり危険です。
なぜなら財布が盗られたら一文無しになるからです。食べるものも乗り物に乗ることもできなくなります。大使館に保護してもらう以外に手段がありません。(交通費がなくて、大使館に行くこともできないかもしれません)
必ずバックパックの複数の箇所に現金やクレジットカードを分けて入れましょう。
※私の場合、JCBのクレジットカードをバックパックの隠しポケットに入れていたので、なんとか平常心を保てました。このカードも盗られていたかと想像すると、マジで恐怖です。どうしようもなくなってたと思います。
財布のカードを写真で撮っておく。
財布の中にどんなカードを入れたか分かるように、写真を撮っておくことも有効だと感じました。
実際、私が財布をなくした瞬間に「本当に盗られたクレジットカードはこの3枚だけだよな...。他に持ってきたカードはないよな...」とすごく心配になりました。
「もしかしたら、他のクレジットカードも財布に入れてたかも。それが悪用されたらどうしよう」このように、残りの海外旅行中、ずっと心配しながら過ごすことになります。
こうならないためにも、財布のカード類の写真を撮っておいたほうがいいです。
カードと現金は最小限にする
海外旅行に持っていくカード類と現金は必要最小限にしたほうがいいです。
盗られた際のダメージを減らすことができます。
※私は、自動車免許証、PASMO、ゆうちょのキャッシュカードなど不要なカードも持ってきてました。日本に置いておくべきでした。
南京錠をかける
カバンには南京錠をかけておきましょう。
スリ師によっては、カッターでバックパックを開けたりもするようです。しかし、開けにくくなるという意味でも、南京錠はかけておいたほうがいいです。
※私は南京錠を持ってきていたのですが、めんどうに感じて付けていませんでした。今回の事件があってから、すぐに付けました。
他人は全員スリ師と考える
海外旅行に行く際は、他人を全員スリ師と考えたほうがいいかと思います。
ドミトリーの同じ部屋に泊まっている人も、受付のお姉さんも、道歩く人も全てです。
荷物から目を離したら、すぐに盗られる。これぐらい極端に考えたほうが安全です。
【補足】電話する前に本当に盗られたのか確認しよう【キャンセル不可】
クレジットカード会社のオペレータにカード停止の依頼をすると、もう処理は取り戻せません。
私の場合、カバンに財布があるのに気づいて、あわてて電話しました。停止手続き後の20分後だったと思います。「もう停止処理が完了したため、キャンセルができません」とオペレータに言われました。
クレジットカードの停止処理をすると、今度はカードの再発行を行う手間が発生します。
本当に盗られたのかどうか、何回も確認したほうがいいです。(今朝の自分に強く言いたい...)
まとめ
今回、海外で財布が盗まれた場合の対応方法を書きました。
話が逸れますが、盗難防止のためにはそもそもドミトリーには泊まらないほうがいいのかもしれません。
例えば、シャワーを浴びに行く度に財布を持っていくなど、ドミトリーだと常に盗られないように気を張らないといけません。
Twitterもやっているのでぜひフォローお願いします。まさ(@ryoblog2)