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まさブログ

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ぼっちは「君の膵臓をたべたい」を観たほうがいい【感想】

2019年5月2日

こんにちは、まさです(@ryoblog2

今日、Amazonのプライム・ビデオで「君の膵臓をたべたい」という映画を観ました。

星4.5、レビュー数が410という高評価の映画です。

最初は10代が好きそうな恋愛系の映画だろうな、と思ってました。

しかし、人との関わり方について考えさせられる内容でした。

心を閉じてしまっているぼっちが観るべき映画だと思います。

私自身ぼっちですが、その分主役の春樹に感情移入できました。

映画の主なメッセージは「心を開いて、人と心の触れ合いをしよう」だと考えています。

ぜひご覧ください。

※ネタバレを含みますのでご注意ください。

「君の膵臓をたべたい」のあらすじ

ある日、地味で目立たない高校生の春樹(はるき)が、偶然1冊の日記帳が落ちているのを発見します。

その日記帳には、クラスメイトの桜良(さくら)が膵臓の病気にかかっており、余命わずかであることが書かれていました。

桜良が考えた「死ぬまでにやりたいことリスト」に従って、2人は旅行に行ったりデートをしたりします。

最終的には、桜良は余命を迎えることなく通り魔に襲われて亡くなります。

印象に残った場面

「あたしも君も一日の価値は一緒だよ」

桜良「そっちこそ、やりたいことしなくていいの?

もしかしたら、明日突然君が先に死ぬかもしれないのに。

あたしも君も一日の価値は一緒だよ。」

余命1年の桜良が言った言葉です。

もし「やりたいことやっているか?」と聞かれると、私は首を縦に降ることができません。

私の人生は後60年ほどあります。

60年もあると考えると、1日を無駄に過ごしても、「ま、いっか」と考えてしまいます。

残りの余命が1年であれば、1日1日を大切にしようと思えるでしょう。

人生というのは長すぎるために、1日をなんとなく無為に過ごしてしまいがちです。

思考停止して生きている日々に疑問を持とうと思いました。

「君はきっとただ一人、私に普通の毎日を与えてくれる人だから」

桜良「君にしか話さないって決めたんだ。

君はきっとただ一人、私に普通の毎日を与えてくれる人だから。」

人に関心がない春樹だからこそ、桜良は病気のことを話せたのでしょう。

悩みを抱えたままでいるのは辛いものです。

桜良の友達に病気のことを言ったら、心配されて以前と同じ日々を送れません。

春樹だからこそ、ありのままに伝えれたのでしょう。

どうせいつかは死ぬんだし。ほら天国で会おうよ。

桜良は超ポジティブガールです。

病気の症状が悪化するまでは、ずっと明るく振る舞っています。

残り少ない余命について、彼女が悩んでいないのか、悩んでいるのか本心を掴めないままでした。

「私が本当は死ぬのがめちゃくちゃ怖いって言ったら...どうする?」

桜良「私が本当は死ぬのがめちゃくちゃ怖いって言ったら...どうする?」

ホテルでの一場面です。

明るい桜良がとうとう本音を吐露しました。

春樹は話題を逸らそうとします。

「春樹、彼女を抱きしめてやれよ。」と思わず思いました。

「君がしてきた選択と私がしてきた選択が私達を会わせたの。」

春樹の「僕なんかが側にいていいのかな。僕は偶然君と会って流されてるだけで。もっと誰か本当に君のことを思ってくれてる人といたほうが。」というセリフに対しての、桜良の返答です。

桜良「違う。偶然じゃない。流されてもいない。

私達はみんな自分で選んでここに来たの。

君と私が同じクラスだったのも、あの日病院にいたのも偶然じゃない。

運命なんかでもない。

君がしてきた選択と私がしてきた選択が私達を会わせたの。

私達は自分の意思で出会ったんだよ。」

人との出会いは偶然に生まれたものだと思いがちです。

自分がしてきた選択の結果、周囲の人と出会った、というのは新しい視点だと思いました。

「そういうまどろっこしさが...人との関わりが...私が生きてるって証明だと思う」

病室での一コマです。

春樹「君にとって、生きるってどういうこと?」

桜良「誰かと心を通わせること...かな。

誰かを認める。好きになる。嫌いになる。誰かと一緒にいて手をつなぐ。ハグをする。すれ違う。

それが生きる。

自分ひとりじゃ生きてるって分からない。

好きなのに嫌い。

楽しいのにうっとおしい。

そういうまどろっこしさが...人との関わりが...私が生きてるって証明だと思う。

だからこうして君といられてよかった。

君がくれる日常が私にとっての宝物なんだ。」

この部分が映画全体で一番心に残りました。

「自分ひとりじゃ生きてるって分からない。」

「生きるとは誰かと心を通わせること」

これは、ぼっちである私の心に刺さりました。

1人でいると楽です。

人間関係のストレスがありません。

人に傷つけられたり、逆に誰かを傷つけることもありません。

ただ、どこか虚しさを覚えます。

人との心の触れ合いがないので、生きている実感が薄いのです。

私は高校、大学とぼっちで過ごしてきました。

人間関係を断ってからは、大したストレスもなく快適な日々を送れるようになりました。

ただ、苦しさがなくなった代わりに喜びもありません。

1人でいると生きている実感が失われてまうのは確かです。

また、大人になってからも同様です。

大人になるにつれてコミュニケーションのスキルは上がりました。

営業職に就いたということもあり、利害関係のある人であればどんな相手でも最低限のコミュニケーションが取れるようになりました。

しかし、いつも表面的な会話ばかりです。

心の触れ合いがないのです。

本音をぶちまけて、相手と意見を交わすことはありません。

関係性を維持するために周囲に合わせる日々です。

心が通うことはありません。

この「生きるということは人と心を通わせること」という言葉を受けて、自分の生き方を考えさせられました。

ガム男からガムをもらうシーンがよかった

春樹を気にかけていた一晴(ガム男)が、春樹にガムを渡すシーンがありました。

春樹は今までもらうのを断っていたのに、受け取ってました。

誰とも関わりを持とうとしなかった春樹が初めて見せた変化です。

人との関わりを大切にする桜良と関わったことが影響したのでしょう。

何気ない場面ですが、人に無関心だった春樹が人と関わろうとした場面として印象に残ってます。

「うっとうしくても、まどろっこしくても、たっくさんの人と心を通わせて

桜良「でも私そんな春樹に憧れてた。

誰とも関わらないでたった1人で生きている強い春樹に。

私は弱いから友達や家族を悲しみに巻き込んじゃう。

でもね、春樹はいつも自分自身だった。

春樹は本当にすごいよ。

だからその勇気をみんなにも分けてあげてください。

「誰とも関わらないでたった1人で生きている強い春樹に。」

こんな明るい女子が超ぼっちの春樹に憧れていた、というのは意外でした。

人は自分に無いものに惹かれるのでしょうか。

世間では、ぼっちであることはネガティブに捉えられることが多いです。

ぼっちは「人とのコミュニケーションを避けている」のでよくないと言われます。

しかし、裏を返せば、ぼっちは一人でも生きられる強い人間とも言えます。

孤独に耐えられるのです。

その意味では自信を持っていいことなんだと思います。

以下は続きの文章です。

そして誰かを好きになって、手をつないで、ハグをして。

うっとおしくてもまどろっこしくてもたっくさんの人と心を通わせて。

私の分まで生きて。

私ね春樹になりたい。

春樹の中で生き続けたい。

君の膵臓を食べたい。」

「人間関係がまどろっこしくて面倒くさくても、たくさんの人と心を通わせる」

人間関係って面倒なことが多いですよね。

それでも、人と関わろとすることが大切だと桜良は言ってます。

私は人間関係で傷ついたり、面倒くさいと思うようになってからぼっちになりました。

人との関わり方について考えてみようと思った部分でした。

キャストがよかった

浜辺美波

17歳とは思えないぐらい深い演技力でした。

特にこの子は声がいいです。

心に一言一言が響いてきます。

声で感情をこれだけ表現できるのはすごいです。

こうしたゆっくり落ち着いた声で喋る女の子っていいですよね。

小悪魔に振る舞う感じもいいです。

自分も学生時代、このような女子に声をかけられたかったなと感じます。

また、普段明るく元気に振る舞っているのに、ふとしたタイミングで見せる悲しげで真剣な表情がよかったです。

一気にファンになりました。

堀北真希のようなピュアな感じが出てるのも良いです。

笑った時のえくぼも可愛いです。

北村匠海

童貞感が上手く演出されていました。

特に、洗顔ポーチを桜良がいる風呂に持って入った時、目を必死につむっているところはよかったです。

ピュアな気持ちにしてくれました。

ぼっちの自分と照らし合わせながら見入ってしまいました。

小栗旬

花より男子の花沢類役の時もそうでしたが、やはり小栗旬はおとなしい役が似合います。

コミュ障の春樹が大人になった姿をよく表現できていました。

映画全体の感想

桜良を中心に、登場人物がひとつひとつの言葉をゆっくり話しています。

落ち着いた映画です。

言葉の意味や心情を考えながら、観ることができます。

桜良が春樹を「君」と呼んでいたのもよかったです。

映画の中の春樹に感情移入できました。

(ファイナルファンタジー10のユウナもティーダを「君」と呼んでましたが、それと同じ感じです)

ただ、通り魔に襲われて死ぬという設定は、さすがに現実感がないなと感じました。

無難に病気で亡くなるという設定でもよかったはずです。

Amazonプライム会員なら無料で見れる

今回ご紹介した「君の膵臓を食べたい」ですが、Amazonのプライム会員になれば観ることができます。

↓無料体験期間に観ることもできるので、ぜひ試してみてください。

※2019/5/2時点の情報です。

さらに、Fire TV StickもあればテレビでAmazonプライムビデオやYouTubeなどを観ることができるようになります。寝っ転がりながら、テレビ画面で観たい人にはおすすめです。

まとめ

今回、君の膵臓を食べたい、という映画の感想を書きました。

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